山形が湘南を0-1で下し、5月10日の柏戦以来、19試合ぶりに白星を手にした。

 湘南は司令塔MF永木が累積警告による出場停止で、DF遠藤も左太ももの違和感で欠場。湘南は司令塔を欠き、持ち味の前への推進力が出ない。山形もマイボールにしてもすぐにボールを奪われる悪循環で、お互いに無得点で前半を折り返す。

 試合が動いたのは後半26分。右からのクロスをエースFWディエゴが押し込み先制。湘南は、引き分け以上でJ1残留が決まる1戦で1万人を超えるサポーターが駆けつけるも、バックパスが目立ちサポーターからブーイングが出る一幕もあった。終盤は湘南が敵陣に押し込むも決定力不足が響き、J1残留は次節以降にお預けになった。