元日本代表の浦和MF鈴木啓太(34)が、今季限りで15年にわたり在籍した浦和を退団し、J2横浜FCに移籍することが20日、濃厚になった。

 鈴木はこの日、自身のSNSで浦和退団を報告。今後について「他チームよりオファーもいただいていますが、サッカーを続けるかどうかも含め、もう少し考えたいと思っています」としているが、複数の関係者によると、既に水面下で接触し交渉が進んでいるという。交渉がまとまれば、来季から前線のFWカズ(三浦知良、48)と、中盤の鈴木の豪華ホットラインが誕生する。

 鈴木は00年から浦和一筋でプレー。持ち味のスタミナを生かし献身的な守備で浦和の中盤を支えてきた。

 ◆鈴木啓太(すずき・けいた)1981年7月8日、静岡県生まれ。東海大翔洋高から、00年に浦和入り。06、07年と連続でベストイレブン入り。09~11年まで主将を務めた。国際Aマッチ通算28試合出場。177センチ、72キロ。O型。