横浜が川崎Fとの因縁対決に闘志を燃やした。23日、横浜市内で調整をし24日のアウェー川崎F戦への準備を整えた。

 川崎Fとは今季の開幕戦ホームで1-3の完敗。13年の優勝争いでも最終節に0-1で敗れ、目の前に見えていた優勝を逃した因縁の相手だ。右足首負傷から復帰し、3戦ぶりに先発出場が濃厚なMF斎藤学(25)は「2013年の思いを取り返す」と意気込む。この日も居残りで30分以上もボールを蹴り、シュート練習にも気合が入っていた。

 GK飯倉大樹(29)も試合前日恒例の“すしランチ会”で験を担ぎ「やるしかないでしょ」と雪辱を誓う。川崎FのFW大久保嘉人(33)がJリーグ通算得点記録にあと2点に迫るが、「彼以外にも点取る人は沢山いるから、特に意識はしない」と自然体で臨む。

 横浜は9戦負けなしで、首位広島とは勝ち点6差の第2ステージ3位につける。大逆転優勝でチャンピオンシップ出場権をつかむためにも負けられない一戦になる。