東京DF松田陸(24)の獲得レースでプレーオフ“延長戦”が始まった。

 関係者によると、J2C大阪から正式オファーを受けたことが7日、分かった。そのC大阪に引き分けJ1昇格を決めた福岡も興味を示し、近日中にオファーへ発展する模様。6日のプレーオフで激闘を繰り広げ明暗を分けた2クラブが、ストーブリーグでも若き右サイドバック争奪戦で激突した。

 松田は双子の弟・力(現J2千葉)とともにびわこ成蹊スポーツ大から14年にプロ入り。スピードとクロスを武器にした推進力には当初から定評があった。今季わずか出場9試合にとどまっても2クラブの評価は高く、契約を1年残す東京残留の可能性もある中、違約金を用意し獲得に名乗り出た。