日本サッカー協会の役員改選に伴う会長選挙が1月31日に東京・JFAハウスで行われ田嶋幸三副会長(58)が当選し、次期会長に内定した。

 田嶋氏と原博実専務理事(57)が正式な会長候補者となり、この日開催された臨時評議員会で都道府県協会やJ1クラブ、関連団体の代表者によって構成される評議員75人による投票が行われた。

 開票結果は田嶋氏40票、原氏34票。白票が1票だった。

 現職幹部の一騎打ちを、田嶋副会長が制した。

 田嶋氏は筑波大から日本リーグ古河電工に進み、早くに現役を引退し指導者に転身。U-17(17歳以下)日本代表監督、技術委員長、常務理事、専務理事などを務め10年7月から副会長。15年5月から日本人として4人目の国際サッカー連盟(FIFA)理事も務めている。