今季からJ2北九州に移籍した元日本代表MF本山雅志(36)が、磐田戦前半に決定的な場面を作った。

 DFラインからの風に乗ったロングボールに反応し、相手DF2人を引きはがして右足ループシュート。惜しくも相手GKの好セーブにあって得点はならず、苦笑いを浮かべた。

 後半18分に、右太もも裏に痛みを感じたため自ら交代を要請した。試合後には「1点取れていれば…。全然ダメでした。今日は磐田にボールを回されてしまったけど、本来は北九州がボールを回したい。練習を見ていると、それができる形がある。去年は失点が多かったと聞きましたが、今日は1失点だけ。今季はみんなで失点を減らしていきたい」と明るく話した。