ドルトムントから復帰したJ2C大阪のMF丸岡満(20)が「味付けのり」で仲間の絶賛を受けた。

 大阪・舞洲練習場での練習に参加後、ファンサービスエリアで知人から故郷徳島県の逸品を段ボールごと受け取った。大きな袋に入れてクラブハウスに持ち帰ると、中身は筒状の容器30個が入った詰め合わせ。早速試食したMF関口が「飯、欲しいな」と語るなど大好評で、8日からの宮崎2次キャンプへ20個持参することを決めた。

 丸岡は幼少期から白ごはんが大好物。その相方が「徳島はラーメンもそうですけれど、濃い味でいいんです」と評する味付けのりだった。ドイツへも持参すると、先輩の日本代表MF香川も既にのりを持ち込んでおり、意気投合したという。

 「おかずは少なくていい。白ごはんが好きなので、どんぶり2杯ぐらいは食べています」。大量の味付けのりは宮崎キャンプの援軍となり、チームメートとのコミュニケーションツールになりそうだ。

 この日の紅白戦ではサイドハーフとボランチをこなし、得点もゲット。「ゴールを決められたことはプラス」と収穫を得た。新外国人のソウザらライバルは多いが、過熱する先発争いにもひるむことはない。