横浜の新外国人FWカイケ(27)が、加入後初練習を行った。

 15日、メディカルチェックを経て、横浜市内の全体練習に合流した。初日からボール回しやミニゲームなどほぼフルメニューをこなした。13日に来日したばかりで時差ぼけも残るが「日々のトレーニングを積んで出来るだけ早く慣れて、貢献したい」と意気込んだ。

 昨季、ブラジル2部のABCで前半戦だけで20得点を挙げ、後半はフラメンゴに復帰し、16試合6得点と結果を残した点取り屋。カイケは自身の特長について「FWとして昔ながらの止まってボールを受けるタイプではなく、自分からスペースを探してうけに入ったり、スペースへ飛び出していく。特長の1つとして良い部分はシュート」と話す。

 背番号は9に決まり、登録手続きなどが順調に済めば19日ホーム鳥栖戦でJリーグデビューを果たすことになる。エリク・モンバエルツ監督(60)も「間に合えば試合のメンバーの中に入れたい」と期待を寄せる。開幕から3節が経ったが、新戦力の加入で攻撃力アップを図っていく。