東京が獲得に乗り出していた元広州恒大のブラジル人FWムリキ(29)が28日、早くもチームに合流した。東京・小平市内での練習で、チーム練習は行わず個別メニューをこなした。「チーター」の異名を持つ快速ストライカーは合流も早かった。

 中国・広州恒大では11年にリーグ戦、13年にはアジアチャンピオンズリーグを、いずれも得点王として優勝。今年に入って、カタール・アルサッドを退団していた。公式戦出場は1月29日以来遠ざかっており、コンディションを上げるため、合流し体を動かした。入団は近日中にも発表される。

 またチームはFWサンダサと契約解除を発表。これで外国人枠が1枠あいて、ムリキの選手登録が可能となる。