リオデジャネイロ五輪に出場するサッカーU-23(23歳以下)日本代表が13日、静岡合宿最終日、J2清水との練習試合(45分×2本)をアイスタで行った。

 清水FW村田和哉(27)が1得点で、次節ホーム讃岐戦(17日)へ弾みをつけた。右MFで先発すると、前半11分に右CKを右足で合わせて先制点。主力組の出場は30分間限定だったが、「短い時間でも結果を残せてよかった」とうなずいた。今季、チームはJ2開幕からホームのアイスタで4戦勝ちなしでゴールもなし。練習試合とはいえ、この日の1発が「清水今季ホーム初ゴール」となった。村田自身も「この場所で取れたことは大きい。何かが変わる」。引いて守る讃岐は昨季リーグ最少33失点だが、清水にとってセットプレーでの得点はプラス材料。村田は「自分が突破口となって、必ず勝ちたい」と今季ホーム初勝利を誓った。【神谷亮磨】