川崎Fが浦和に今季初黒星を喫し、2位に転落した。

 浦和の速いプレスに判断が遅れ、いつものパスサッカーが出せなかった。カウンターから何度もチャンスをつくったが1点が遠かった。今季初の無得点に、エースFW大久保は「奪った瞬間、こっちがすぐに前に行ければ何点でも入った。でも(前に)出せなかったのは結果的に力負けだった」と振り返った。

 次節はDFエウシーニョが出場停止。DF奈良は右足すねの裂傷で後半41分に交代した。傷が深く、チームドクターが10針縫ったという。29日にはG大阪戦が控える。苦しい台所事情の中での対戦となるが、MF中村は「ここからが問われる」と気を引き締めた。