浦和が浦項と1-1で引き分け、首位での1次リーグ突破はならなかった。相手選手同士の接触に見えるプレーでPKをとられる不運もあった。勝てば首位に立てる状況だったが、チャンスをものにできなかった。決勝トーナメント1回戦は、F組首位のFCソウルとの対戦が決まった。

 4月29日の名古屋戦から先発8人を入れ替えたメンバーでも、主導権を握って試合を進めたが、後半20分にPKで失点。相手選手の出した足に、相手選手の出した頭が当たっただけのように見えたが、判定は覆らなかった。試合後のあいさつの際には、浦項の選手がピッチにテーピングを投げ捨て、見とがめたGK西川が持ち帰るよううながした。これをきっかけに両軍がもみ合いに。西川は「主将マークを巻いているような選手がああいうことをするのは残念」と話した。