U-23日本代表の横浜MF前田直輝(21)が12日、横浜市内の練習場でランニングなどで汗を流した。

 追加招集で11日のガーナA代表との親善試合に参加。試合には後半13分から途中出場を果たした。同26分にはFW富樫敬真(22=横浜)の胸トラップで落としたボールに反応して、左足でシュートするなど積極的に攻撃参加したが、「ひどかったですね。良いことをしようと思いすぎていたのが難しい展開にしてしまった」と満足していない様子だった。

 同僚の富樫が公式戦初出場で初得点を決めたことについて「持ってるなと思いました。彼なりの努力が実ってシンプルにすごいなと思った」と話した。横浜では途中出場が多く、定位置が確保されていない状況だが「いろんな人が気にかけてくれていると思った」。多くの支えを味方に付け、リオ五輪代表を射止める。