横浜MF兵藤慎剛(30)が25日のホーム東京戦で先発することが確実になった。

 24日、神奈川・横浜市内の練習で主力組のトップ下に入った。MF中村俊輔(38)は18日の大宮戦で両足首を痛め、途中交代。この日まで別メニューでの調整が続いていた。

 兵藤にとって先発は2月27日の開幕戦、ホーム仙台戦以来となる。「ホームだし勝ちたい。開幕以来のスタメンなので自分の良さを出して後半戦につながる試合をしたい」と意気込んだ。大宮戦では、中村に代わってトップ下で途中出場し、セットプレーのキッカーを務め、同点ゴールの起点にもなっている。今季は途中出場が続いているが全体練習後にも、毎日フィジカル面を強化するトレーニングを積み、コンディションを整えている。

 「東京はコンパクトにやってると思うし、前に引っ掛けて不用意なとこで(ボールを)取られないことが大事だし、選手間の距離を意識しないといけない」と気を引き締めた。