新潟MF端山豪(23)が3試合ぶりのスタメン復帰を目指す。新潟はオフが明けた5日、第2ステージ第2節湘南戦(9日・デンカS)に向けての練習を開始した。第1ステージ第16節東京戦後に左大腿(だいたい)部の肉離れで離脱していた端山は、この日から練習に合流した。

 「練習に戻ったからには湘南戦に出たい」。端山はターゲットを明確にしている。「初めて経験した」という肉離れから約2週間ぶりに全体練習に参加した。3対3の対人メニューなど、激しさと敏しょう性を求められる内容をきっちりとこなす。「不安はないです」と体調は良好だ。

 第1ステージ終盤からFWで起用され始めた。ケガの間、外から2試合を見たことで「試合をコントロールするのが自分の役目」と意識した。

 第2ステージ初戦の柏戦、新潟は0-1で惜敗。吉田達磨監督(42)が「ああいったテンションの試合が続けられればいい」と言うように好内容だった。「いろいろな形で得点に絡みたい」と端山。湘南戦で戦列に戻り、内容に結果を添える役目を果たす。