Ｇ大阪ＦＷ長沢駿（２８）が８日、横浜とのルヴァン杯準決勝第２戦（９日、アウェー）でゴールを誓った。大阪・吹田市内での練習後、敵地入り。０－０に終わったホームの第１戦は、ルヴァン杯を含めた公式戦で１４試合ぶりに出場機会がなかった。長谷川監督が第２戦のポイントとして「うちが点を取れるかどうか」と話すように、１９２センチの長身ＦＷには得点が期待される。

　「結果にこだわってやりたい。（第１戦をベンチで見ていて）ちゃんと戦えばチャンスはあると思う。チャンスを逃さないことが大事」

　９月２５日のＪ１東京戦には日本代表ハリルホジッチ監督が視察に訪れ、御前弾を挙げた。しかし決定機を２度外してしまい、チームは３－３のドロー。決めきることを自らの課題としていた。１０月１日Ｊ１浦和戦でも得点を挙げられず、今、ゴール奪取に燃えている。

　チームは勝利するか、得点を挙げた上での引き分けで無条件に３年連続の決勝進出が決定。０－０に終われば延長戦に突入する。それでも長沢は「勝って決勝に行きたい。頑張ります」。横浜を倒して、決勝の舞台に立つ。