鹿島の日本代表DF昌子源(23)が、震度6弱の地震に襲われた鳥取を思いやった。

 神戸市出身だが、鳥取県は米子北高時代に3年間、過ごした場所。「お世話になった方々は大丈夫だそうです。プロになった後、自分が米子北にいたことを知って応援してくれる方もいる。約3000人の方が避難されていると聞いたので心配です。(試合を)見ているか分かりませんが、結果だけでも残したかった」と敗戦を悔やんだ。

 鹿島のセンターバックではリオデジャネイロ五輪代表の植田直通(21)の出身地、熊本県が4月に大地震に襲われたばかり。昌子は「この前は植田の故郷が地震に遭った。自分は鳥取に家族がいるわけではないけど、お世話になった。だから今日は負けたくなかった」と神妙に話していた。