J2山形は26日、男児のわいせつ動画をインターネット上に公開したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの罪で京都区検に略式起訴された、GK中村隼(25)の契約解除を発表した。また、管理監督不行届きによる懲戒処分として、森谷俊雄社長と中井川茂敏取締役(強化部担当)を減俸10%2カ月、石井肇強化部長を減給10%1カ月の処分とした。

 山形は公式サイトに、以下の文書を発表した。

 「2016年11月1日(火)、弊クラブ所属の中村 隼は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」の容疑で京都府警察本部に逮捕されました。同年11月21日(月)略式起訴のうえ、京都簡易裁判所により罰金30万円の判決が下り、同日納付し釈放されました。その後、本人と面談し起訴事実を確認のうえ、プロサッカー選手として、この不祥事が社会に与えた影響の大きさに鑑み、今回の処分に至りました。本日、弊クラブ選手・スタッフに対し、改めて法令遵守の徹底を指示いたしました。今後、再発防止に向けたコンプライアンス研修の充実など、再発防止策を講じてまいります。この度の不祥事に関しまして、皆様に重ねてお詫び申し上げます。」(原文のまま)