コロンビアの山中で28日夜(日本時間29日)に発生した飛行機の墜落事故で亡くなった、ブラジル1部シャペコエンセの選手がかつて所属したJリーグの各クラブが30日夜、追悼のメッセージを発表した。

 FWケンペス選手(享年34)が22得点でJ2得点王になった13年と14年に所属した千葉は、「ブラジル1部リーグ所属シャペコエンセ 墜落事故に関するすべての方へ」と題して、前田英之社長名で追悼文を発表した。

 「ブラジル1部リーグ所属シャペコエンセの選手らが搭乗していた飛行機が南米コロンビアで墜落した事故に関し、お亡くなりになられた方々とそのご遺族には心より追悼の意を表し、お悔やみ申し上げます。また、お怪我をされた方が一刻も早く回復することをお祈りするとともに、一人でも多くの方が救助されることを願っております」

 その上で、亡くなったケンペス選手の冥福を祈る文章を掲載した。

 「また、ブラジル最大の放送局ヘジ・グローボ(Rede Globo)の報道やシャペコエンセオフィシャルSNS等により、2013シーズン及び2014シーズンに当クラブに在籍していたエヴェルトン・ケンペス選手が搭乗され、残念ながらご逝去されたとの知らせを受けることとなりました。この事実を受け入れざるを得ない状況に大変心苦しく思います。ケンペス選手は当クラブにおいて通算77試合に出場。38得点(リーグ・昇格プレーオフ・天皇杯含む)をあげジェフの勝利に大きく貢献。在籍1年目にはJ2リーグ得点王にも輝くなど大変輝かしい功績を残されました。彼の活躍を改めて称え、ご冥福をお祈りいたします」(全て原文のまま)