神戸は30日夜、クラブの公式サイトを更新し、コロンビアの山中で28日夜(日本時間29日)に発生した飛行機の墜落事故で亡くなった、ブラジル1部シャペコエンセの監督で、09年に神戸を率いたカイオ・ジュニオール監督(享年51)への追悼コメントを発表した。また30日午後に行った選手、スタッフ、関係者が列席する会で、事故の犠牲者への黙祷をささげたことを報告した。

 「ブラジルのサッカークラブ『シャペコエンセ』の選手らを乗せたチャーター機が、コパ・スダメリカーナ決勝戦へ向かう途中にコロンビアで墜落した事故に関し、お亡くなりになられた方々とそのご遺族の皆様に心より追悼の意を表し、お悔やみ申し上げます。また、負傷をされた方が一刻も早く回復することをお祈りするとともに、一人でも多くの方が救助されることを願っております。乗客の中に、シャペコエンセ監督で、ヴィッセル神戸では2009シーズンに6月まで監督としてチームの指揮を執ったカイオ・ジュニオール氏も含まれているとの報道を受け、クラブ一同で無事をお祈りしておりましたが、ブラジル最大の放送局ヘジ・グローボ(Rede Globo)の報道やシャペコエンセオフィシャルSNS等により、残念ながらご逝去されたとの知らせを受けることとなりました。その他にも数多くの偉大なサッカー選手、スタッフ、乗客、乗組員が事故の犠牲となりました。改めて、この度の事故でお亡くなりになられた方々に対し謹んで哀悼の意を表すとともに、ご家族の皆様、関係者、そしてシャペコエンセに関わるすべての皆様に心からお悔やみ申し上げます。ヴィッセル神戸は、本日の午後に行いました、選手、スタッフ、関係者が列席する会にて、事故の犠牲となった皆様へ謹んで哀悼の意を表し、全員で黙祷を捧げました」(原文のまま)