J1仙台への来季加入が決まっている法大DF永戸勝也(21)が1日、都内の同大市ケ谷キャンパスで入団内定記者会見を行った。

 171センチ、70キロのサイドバックで、パンチ力のあるキック力、球際の強さや足元の技術の高さといった総合力が評価された。即戦力としての期待も高く、「仙台を代表する選手になるんだと強い気持ちを持っていきたい」と1年目から開幕スタメン、そしてフル出場を目指すと意気込む。

 今季は左膝半月板を負傷し、8月に手術を行ったが、ほぼ完治。万全な状態でプロ入りする。「目標は内田篤人選手」と憧れの選手に負けない、ジャニーズの中山優馬似の端正な顔立ちもアピールポイント。仙台・金柄杉スカウト(36)は「顔採用じゃないよ」と笑いながらも、「人気が出そう。いろんな攻撃のバリエーションを持っているし、いろんなことができる。最近なかなかいないタイプのDF。毎試合固定できなかったなかで、彼の加入は大きい」と仙台が今季固定できなかった左サイドバックとして即戦力だと期待した。

 永戸は「仙台での生活は楽しみ。早くやりたい。自分はそんなにいないタイプのDFと思っている」と強烈なミドルシュートを武器に、積極的な攻撃参加もしたいと話した。