磐田が、神戸DF高橋祥平(25)を完全移籍で獲得することが2日、分かった。

 横浜も正式オファーを出していたが、磐田が争奪戦を制した。磐田にとっては、来季の加入が正式決定した名古屋FW川又堅碁(27)に続き、2人目の獲得になる。高橋は身長180センチで、空中戦に強いセンターバック。今季は13試合に出場した。すでにJ1で100試合以上に出場しており、経験も十分だ。磐田は今季、3バックと4バックを併用して戦った。失点数は50点とリーグワースト5位。名波浩監督(44)は来季に向けて「連係の中で、失点を減らしていきたい」と守備面の課題を挙げており、センターバックは補強ポイントになっていた。