後半43分に投入された鹿島FW鈴木優磨(20)は2-3の延長前半11分、左FKを頭で合わせたシュートがクロスバーを直撃した。

 短い出場時間で見せ場をつくった20歳の新鋭は「決めたかった。全ての部分で質を上げないと(相手に)追い付けない」と力の差を痛感した様子だった。

 準決勝でゴールを決めた後にロナルドと同じパフォーマンスを披露して注目を集めた。大舞台でも堂々とプレーし「素晴らしい経験をさせていただいた。夢のようなことばかりだった」と充実感も口にした。