今年、J1に復帰する清水は6日、DF三浦弦太(21)がG大阪に完全移籍すると発表した。

 三浦は大阪桐蔭を経て、13年に清水へ入団。183センチの長身を生かし、J1だった15年シーズンからセンターバックとして頭角を現した。リオデジャネイロ五輪代表からは最終選考で落ちたが、J2で戦った16年シーズン終盤は右サイドバックで出場を重ね、清水の1年でのJ1復帰に貢献。クラブ側は慰留に努めたが、最終的にはG大阪からのオファーに応えるに至った。三浦は清水を離れるにあたり、以下のコメントを発表した。

 

 「このたび、ガンバ大阪へ移籍することになりました。エスパルスでお世話になった4年間は降格、昇格を含め多くのことを学び、経験させてもらいました。自分にとってかけがえのない財産であり、今の自分があるのはエスパルスのおかげだと思っています。怪我や体調不良でなかなかプレーできないときも、サポーターの皆さんの声援に本当に励まされました。そんなエスパルスを離れることは非常に辛い決断でした。ただプロである以上、より高いレベルでプレーし、もっと成長したいという思いも強く、チャレンジすることを決めました。サッカー王国であるこの街でプレーできたこと、誇りに思います。本当にありがとうございました。エスパルスに関わる全ての人に、より一層活躍する姿を見せて恩返ししたいと思います」