3年ぶりに復活するG大阪-C大阪の大阪ダービーが、4月16日に開催される方向で調整に入ったことが9日、分かった。今季から1ステージ制に戻り、関係者によれば初戦はC大阪のホーム開催が有力。第2戦はG大阪ホームで中断期間明けの7月29日で調整しており、いずれも超満員が確実視される。2年目を迎えるG大阪の本拠吹田Sでは初のダービー開催だ。

 C大阪が3年ぶりにJ1復帰したため、関西の黄金カードが実現。最後のダービーとなった14年は、C大阪に元ウルグアイ代表FWフォルランが在籍していたこともあり、2戦とも超満員で計6万2292人を集客。J1昇格を決めた昨年末、C大阪玉田社長は「ガンバと互角以上に戦えるチームにする」と断言。G大阪MF遠藤も「盛り上がるでしょうし、熱くなるのは間違いない」と話していた。3年ぶりのライバル決戦は、C大阪山口とG大阪井手口の日本代表ボランチ対決も注目される。