J1に復帰した清水は30日、鹿児島でキャンプインした。静岡空港から出発する前は、見送りに来たサポーターと触れあうなど選手はリラックス。到着した鹿児島空港や同市内では歓迎セレモニーが行われ、その後に24選手が参加して約1時間半、練習を行った。

 今回は、今月中旬の沖縄キャンプに続く12日間の2次キャンプで、開幕試合の2月25日神戸戦に向けて、実戦形式の練習を多く積む予定。練習試合も3戦が組まれ、2月4日には柏戦が行われる。開幕前の唯一のJ1クラブとの試合で、FW鄭大世(32)は「組織力が向上している自分たちが、どれくらいできるのか分かると思う。いい準備をしていきたい」と話した。

 今年から新加入した戦力との融合も重要な課題で、MF村田和哉(28)は「個人としてもチームとしても、大事な時期。連係を高めて、合わせていけるようにしたい」と意識していた。