日刊スポーツのサッカー担当による、恒例の順位予想を今年もお届けします。25日に開幕するJ1順位と、26日開幕のJ2からの昇格3クラブを記者がそれぞれ予想しました。

 最も支持を集めたのは昨季王者で昨年のクラブW杯で「世界2位」となった鹿島アントラーズ。すでに富士ゼロックススーパー杯も制し、ACLでも快勝発進。圧倒的な補強で票を集めました。

 次点は順当に浦和レッズ、3番人気はFW大久保嘉ら、こちらも大型補強のFC東京でした。

 とはいえ、この時期のニッカン順位予想は当たらないことで有名。1シーズン制に戻した今季は、動画配信のDAZN(ダ・ゾーン)と結んだ10年2100億円超の巨額の放送権料を原資に、優勝すれば配分金総額、約22億円がゲットできるんだ、ぞ~ん…。日刊スポーツは、大熱戦のJリーグを期待しています。

<以下、担当記者のコメント>

▼中島(札幌) 故障者多く開幕から苦戦しそうな札幌を期待込め15位

▼秋吉(仙台) 進化した堅守賢攻で仙台躍進。苦手ホーム克服なるか

▼斎藤(新潟) 昨季から引き続き鹿島に勢いと充実感。G大阪も互角

▼八反(Jリーグ、川崎F) 新戦力DAZNがミスなく中継こなせばMVPを贈る

▼木下(東京) 東京初Vだ…と言いたいけれど昨季担当の鹿島強すぎ

▼岩田(大宮、横浜、甲府) 前線外国人選手が強烈。老練な監督の手腕も含め初V

▼盧(Jリーグ) 地元愛にあふれる鹿島が連覇。DAZN中継にも注目

▼鎌田(鹿島) 鹿島国内20冠はプロ20年目小笠原と20歳鈴木の奮闘で

▼岡崎(浦和、柏) 昨季年間で強さを見せた浦和が1ステージ制は最右翼

▼石川(記録) 年間2ケタ得点を計算できそうな選手が多いのが浦和

▼荻島(編集委員) 鹿島の安定感、勝負強さは1ステージ制でこそ生きる

▼前田(磐田) 鹿島、浦和は補強十分。MF中村俊加入の磐田に期待

▼保坂(清水) 清水10番白崎がブレークの予感。静岡ダービーも激熱

▼益子(C大阪、広島) 05年以来の「C」「G」大阪のV争い期待。神が追う

▼小杉(G大阪、神戸) G大阪で伸びしろ十分の若手井手口&堂安の爆発期待

▼菊川(鳥栖) 昨季メンバー軸に戦力増強の鹿島が断トツの優勝候補