サッカーJリーグは27日、今季からリーグ戦全試合を中継、有料配信する「DAZN(ダ・ゾーン)」でトラブルが相次いだ問題で謝罪や状況説明に追われた。

 視聴者からは「ちゃんと見られるようにしてほしい」などと苦情が寄せられたという。再発防止策や、今後の対応についてはDAZN側と協議を続ける。

 インターネットを通じた新たな視聴形態で注目されたDAZNだが、J1開幕の25日には一部の試合の映像が頻繁に止まり、26日にはJ1のG大阪-甲府、J2の愛媛-金沢の生中継を視聴できない状態が続くなどの不具合が生じた。

 DAZNを提供する英パフォーム・グループは原因について、英国に送られた映像を配信するためのプログラムに問題があったとみられると発表。

 ラシュトン最高経営責任者(CEO)は「原因の徹底究明と今後の改善に全力を尽くす」とコメントし、謝罪した。