Jリーグは8日、東京・文京区のJFAハウスで、Jリーグスタジアム観戦者報告会を開き、「Jクラブはホームタウンで大きな貢献をしている?」との質問に、「大変そう思う」「そう思う」と肯定的に回答した人が過去最高となるリーグ平均79・9%を記録したと発表した。

 クラブ別では川崎フロンターレが97・6%でトップだった。調査は昨年5月15日~同10月8日まで、スタジアムに訪れた11歳以上の男女1万8147人に対して行った。

 来場者の平均年齢調査では、リーグ平均が41・6歳で上昇幅は鈍化傾向になり、横浜Fマリノス、鹿島アントラーズ、アビスパ福岡などが、前年より下がった。Jリーグの出井宏明事業・マーケティング本部長(50)は「毎年調査していて、来ていただくサポーターは1歳ずつ年を取るのに、平均年齢が下がるという現実は、若いファンが増えていることを表していると考えられる」と話した。