Jリーグは19日、東京都内で契約担当者会議を開き、J1の下位3チームが自動降格する制度を来季から変更し、J1の16位とJ2の3位による入れ替え戦を実施する案が提示された。今後の実行委員会や理事会で承認されれば、08年まで行われた入れ替え戦が10年ぶりに復活する。

 関係者によるとJ2の3~6位、もしくは3~5位による昇格プレーオフにJ1の16位を組み込む案も検討されている。J1の17、18位の自動降格とJ2の1、2位の自動昇格は維持する。

 入れ替え戦が廃止された09年以降、J2の3~6位で昇格したクラブはすべて翌年にJ2へ逆戻りした。一方、J1の16位で降格したクラブは昨季の松本を除き1年でJ1に復帰しており、3枠目で入れ替わったチームの実力差が指摘されてきた。