大宮アルディージャは1日、クラブの公式ホームページで、4月29日のホーム浦和レッズ戦で、一部浦和サポーターによる運営管理規程違反の行為を確認し、調査の上で厳正に対処する方針を発表した。

 クラブによると、開門直後に、数人の浦和サポーターが緩衝地帯(ホームとアウェーのサポーターを区切る空間)の柵に向かって跳び蹴りし、柵の一部が破損。チケットを持たない数人の浦和サポーターがゲートを強行突破しようとし、係員に止められる不正入場未遂行為もあった。スタジアムの外で爆竹を投げた浦和サポーターもいたという。クラブは、柵については器物破損で警察に被害届を提出した。

 クラブのホームページでは森正志社長が「一部の浦和レッズサポーターによる器物損壊行為、不正入場未遂行為、フィールドへのフラッグの投げ込み行為など、ホームゲームの運営を妨げる運営管理規程違反の行為があったことを確認しております。対戦相手である浦和レッズをはじめ、関係各所と連携し調査確認の上、厳正に対応してまいります」とコメントを発表した。

 さいたまダービーは最下位の大宮が首位の浦和を1-0で下し、今季初勝利を挙げていた。