J2徳島ヴォルティスは2日、DF馬渡和彰(25)に対して最終処分を決定したと発表した。

 4月29日のアウェーのジェフユナイテッド千葉戦でボールボーイに対して乱暴な振る舞いを取ったことから、Jリーグ規律委員会が2試合の出場停止処分を科したと発表。3日の福岡戦、7日の岡山戦には出場できない。

 クラブとしても5月5日までの謹慎と練習参加を停止、罰金として減給20%(1カ月)、シーズン中の社会貢献活動の実施を科した。岸田社長も減給20%(1カ月)となった。

 岸田社長はクラブを通して「今回の事態においては、弁明の余地なくクラブとして厳粛に受け止めて、馬渡選手には規律委員会が決定した処分に加えて、5月5日までの謹慎処分とシーズン中の社会貢献活動をクラブとして加えることとしています。馬渡選手本人は決して許されることではないとの認識を持ち、処分を受け入れて猛省していますが、今後、クラブとして所属する選手の教育を再度徹底し、再発防止を徹底して参ります」とコメントした。

 また、千葉戦後に別のボールボーイに対してアルコールと思われる液体をかけた徳島サポーター1人も特定。徳島の全公式戦で無期限の入場禁止処分を下した。