アルビレックス新潟が元日本代表FWで新監督候補として交渉中だった呂比須ワグナー氏(48)と基本合意し、16日にもチームに合流することが10日、分かった。クラブ関係者が明らかにした。

 呂比須氏はブラジルから13日に来日し、14日のホーム浦和戦を視察する。その後、新潟の中野幸夫社長と対面し、正式契約を交わす運びとなった。チームは15日がオフで、16日から新体制に移行し、20日のホーム札幌戦から指揮を執る。休養が発表されていた三浦文丈監督は退任し、片渕浩一郎監督代行は、コーチとして残留する見通し。呂比須氏は直前までブラジル全国選手権2部のパラナを指揮していた。日本では12年にG大阪でヘッドコーチを務めている。