浦和レッズが降格圏に低迷するアルビレックス新潟に大勝した。

 先制したのは新潟。監督就任が内定している元日本代表の呂比須ワグナー氏が観戦。目の前で前半2分にFW鈴木が身体能力を生かしたヘディングシュートを決め幸先の良いスタートを切った。

 しかし、圧倒的にボールを支配する浦和は、中盤の深い位置からMF柏木が長短のパスでリズムを作り、得点を重ねていく。

 同6分にFW武藤、20分にFW興梠、31分にDF槙野、43分にはO・Gで、46分にはMF関根と、面白いように得点を重ね前半を5-1で折り返した。

 浦和は後半2分にもDF遠藤がねじ込み、6-1とした。

 浦和はリーグ2連敗中で、前節首位から陥落。その鹿島戦で「くさい」と侮辱的な発言をし、Jリーグの規律委員会から2試合の出場停止処分の下ったDF森脇を起用できなかったた。しかし主力DF不在も関係無しの力の差を示し、連敗も止めた。