なでしこリーグのマイナビ仙台レディースは19日、21日ホーム伊賀戦に向けて、仙台市内で調整した。

 セットプレーで主力組に入った元日本代表DF坂井優紀(28)は、21日のホーム伊賀戦へ、「失点しなければ負けることはない」と無失点を目指す。

 腰を痛めて出遅れていたが、4月29日のアウェー浦和戦から4戦連続で先発出場中。高さと体の強さを生かしたプレーで、チームを支えている。それでも「3点以内に抑えられた」と、3日のホーム日テレ戦(●0-3)を悔やむ。そこから守備の改善に取りかかり、前節ちふれAS埼玉戦(14日)は完封勝利。「共通意識を持ってやれている」と手応えを口にする。

 現在勝ち点14だが、得失点差は「0」。2位から4位は勝ち点で並んでいるが、得失点差の関係でマイナビ仙台は4位だ。上位躍進に向けて、「できる限り失点を減らしたい」と意気込んだ。