アビスパ福岡が3-1でカマタマーレ讃岐を下し、2戦ぶりに首位を奪還した。

 前半4分、FWウェリントン(29)の今季11得点目となる左ボレーで先制。同12分にはMF山瀬功治(35)が左クロスの折り返しに飛び込んで加点した。同18分に讃岐にPKで1点を返されたが同28分、シュートのこぼれ球をDF岩下敬輔(30)が押し込み突き放した。

 前節5月28日に下位の群馬に1-3で敗れて首位から陥落していた。この1週間は強みの両サイド攻撃などを徹底的に修正。その成果が結果として出た。

 今季初得点のDF岩下は「(群馬戦は)たくさんシュート(20本)を打ったのに勝てなかったが、改善できたと思う。クロスからいいゴールが生まれた」と声を弾ませた。