FC東京はMF大久保嘉人のリーグ4試合ぶりの得点で、4試合ぶりに勝利した。清水エスパルスは、リーグ戦8戦勝ちなしとなった。

 主将FW鄭大世を脳振とうで欠く清水は前半20分、MF白崎が接触プレーで足を傷めるアクシデント。急きょFW北川が途中出場した。同25分にはMF竹内のパスカットからFWチアゴ・アウベスがドリブルをしかけたが、シュートまで持ち込めなかった。東京は同32分、DF太田のFKのこぼれ球から右クロスをMF大久保嘉が枠内シュートを放ったが、清水GK六反が横飛びでセーブ。前半は0-0で折り返した。

 東京は後半23分、清水のFKのこぼれ球をFWピーター・ウタカが出し、カウンターに。最後はMF大久保嘉が冷静にGKとの1対1を決めて先制した。さらに同39分、左クロスを大久保嘉が頭で合わせて追加点を奪った。清水は同31分、FWチアゴ・アウベスのFKをDF村松が頭で合わせたが、クロスバーのわずか上。完封負けを喫し、またもホームで勝てなかった。