ホームのジュビロ磐田が先手を取った。前半31分、FW川又のスルーパスに抜け出したMFアダイウトンが、日本代表のガンバ大阪DF三浦を振り切って右足でネットを揺らした。チーム5試合ぶりの得点で先制すると、同40分にはこぼれ球を川又が押し込んで突き放した。

 G大阪は同42分にDF藤春が左足ミドル、同43分には日本代表MF倉田が中央をワンツーで突破したが、シュートはいずれも磐田GKカミンスキーが阻止。磐田の2点リードで前半を折り返した。

 後半も、先にスコアを動かしたのは磐田だった。同10分、川又が相手DFのクリアボールを奪い、そのまま左足で決めた。

 G大阪は同15分、MF藤本に代えてMF今野を投入。これで日本代表5人全員がピッチに立ったが、守備を固める磐田を攻めきれずに試合が終了した。ホームで快勝した磐田が6試合ぶりの勝利、G大阪は7試合ぶりの敗戦で今季2敗目を喫した。