横浜F・マリノスが川崎フロンターレに快勝し、2連勝とした。川崎フロンターレはMF大島僚太の欠場が響き、攻撃にリズムが出ず無得点に終わり、公式戦の連勝が6でストップした。

 前半を0-0で折り返し、試合が動いたのは後半7分。横浜マリノスは、MFマルティノス(26)が左サイドから倒れながら出したグラウンダーのクロスを、ゴール前のFWウーゴ・ヴィエイラ(28)が左足で流し込み先制した。川崎フロンターレは失点直後に鬼木達監督(43)が動いた。DF田坂祐介(31)とFW長谷川竜也(23)を下げ、FWハイネル(26)とDF登里享平(26)を投入。4バックから3バックに替え攻撃のスイッチを入れた。後半35分、MF阿部浩之(27)がマイナスクロスに飛び込みネットを揺らしたが、オフサイドの判定で幻に終わった。その直後、復帰したばかりのFW富樫敬真(23)がカウンターからゴールを奪い、試合を決めた。