途中出場のベガルタ仙台MF梁勇基(35)が2年ぶりのホームでの得点となる3点目を決め、完勝に貢献した。このゴールでチームは、約8カ月ぶりとなるホーム3発を達成した。

 後半36分、エリア右のFW西村拓真(20)のパスを受け、右足で振り抜いた。「2-0になってからの出場だったので、仕事をしたいなと思って入りました。久しぶりにホームで点を取って気持ちよかった」と振り返った。続けて「西村さんのおかげです」とアシストした後輩をいじりつつ、感謝した。

 前仙台の甲府FWウイルソン(32)と試合後にユニホームを交換した。「選手、人間としてリスペクトしている。彼の活躍を陰ながら応援したい」と語った。

 広島戦(4月22日)以来6戦ぶりに梁をベンチスタートさせた渡辺晋監督(43)は「スタメンから外されて悔しい思いをしたと思う。成功体験から取り戻すものがあるかな」と今後も活躍を期待した。