アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝で日本勢同士の激突が決まった。アジア・サッカー連盟は6日、マレーシア・クアラルンプールで組み合わせ抽選を行い、8年ぶり3度目の8強進出となる川崎フロンターレと、9年ぶり2度目のベスト8入りの浦和レッズの対戦が決まった。日本勢同士の8強対決は、09年の名古屋グランパス-川崎F以来。8月23日の第1戦が川崎Fのホーム、9月13日の第2戦が浦和のホームで行われる。

 浦和のDF槙野は日本代表練習後に対戦相手を聞き「今日が抽選って知らなかった」と驚き「日本勢が準決勝で2チーム残るのがベストだったので、川崎とは当たりたくなかった」と本音をポロリ。浦和DF遠藤も「できればベスト4で当たりたかった」と複雑な思いを話した。川崎Fの主将のFW小林はホームページを通じ「日本勢同士で当たるのは非常に残念ですが、お互いにいい試合をして勝ち上がっていきたい」とコメントした。

 どちらが勝利しても、15年のガンバ大阪以来、2年ぶり日本勢の4強入りが決まる。準決勝は9、10月に行われ、決勝は11月18、25日に開催される。