サガン鳥栖は後半立ち上がりに先制したが、その後同点に追い付かれ、J1ホーム戦6連勝はならなかった。

 立ち上がりは両チームともに攻勢を仕掛けたものの、その後は互いに攻め手を欠いた。前半40分過ぎから鳥栖が立て続けにエリア内からシュートを放ったが、相手GKにブロックされ、0-0で前半を折り返した。

 後半4分、鳥栖が先制した。DF吉田がエリア手前中央のMF原川へパス。原川が放ったグラウンダーのシュートは、ベガルタ仙台DF陣に当たり、コースが変わってゴールに吸い込まれた。その後もMF鎌田やFW豊田を中心に追加点を狙った。

 だが仙台は後半27分に、今季川崎フロンターレから期限付き移籍で加入したMF中野が移籍後初ゴールを決めて、同点に追い付いた。その後は両者譲らず、ドローで終わった。