Jリーグの村井満チェアマンが27日、東京・JFAハウスで会見し、役員の退任を発表した。

 Jリーグのナンバー3、中西大介常務理事(51)が「パワーハラスメントおよびセクシュアル・ハラスメント」が認められたことから、辞任の申し出があり、これを受理したという。

 辞任した中西氏は、村井チェアマンのもとで、Jリーグの経営面を担当する中心的な存在だった。Jリーグが今季から英パフォーム社の「DAZN(ダ・ゾーン)」と結んだ総額10年2100億円という巨額の放送権契約にもかかわった人物。

 また、過去には日本サッカー協会で、日本代表チームの強化を取り仕切る技術委員会のメンバー、技術委員も務めたことがある。