Jリーグは11日、東京都内でJ1、J2、J3の各実行委員会を開き、開幕時期を夏にずらすシーズン移行を提唱している日本サッカー協会の田嶋幸三会長がそれぞれに約30分ずつ出席し、各クラブの代表者に移行の利点を訴えた。

 出席者によると、田嶋会長は欧州の主要リーグと合わせる意義などを主張したという。Jリーグ側は降雪地での冬季開催が難しいことなどから、以前から反対するクラブが多い。過去にも議論されてきたテーマで、ある社長は「新しい話はなかった」と指摘した。一方、別の社長は「いずれ(シーズン制を)変えなければいけないなら考えるべきだ」と話した。