横浜F・マリノスが、勝ち点を取りこぼした格好となった。

 2-1と1点リードで迎えた前半45分。主将のMF斎藤学(27)が自ら得たPKを、相手GKに止められると、後半はそれまでの攻勢ムードが失速。後半25分には同点とされた。

 斎藤は後半14分にも、中央で抜け出し相手GKと1対1となる決定機を迎えたが、これも止められた。試合後、斎藤は「自分の責任だと思うし、申し訳なく思っている。でも立ち止まっているわけにはいかない」と、必死に前を向いた。そんな様子に、DF中沢佑二は「(斎藤)学が責任を感じているみたいだけど、そんなことはない」と、主将をかばっていた。