ジュビロ磐田のMF川辺駿(21)が、プロ5年目で初のマルチ弾を達成し、04年以来の6連勝を呼び込んだ。

 まずは、0-0の前半8分。FW川又堅碁(27)の落としに抜け出すと、豪快に右足ダイレクトで決めた。2-1で迎えた後半10分には、カウンターから川又のスルーパスに反応。そのままドリブルでゴール前に進入し、右足で相手GKの股を抜いた。

 試合後、名波浩監督(44)が「3点目が入って楽になった」と語った貴重なゴールで、今季最多5得点での勝利に貢献。川辺は「カウンターがチャンスになると思っていた。うまくいって良かった」と、笑顔で振り返った。