浦和レッズは30日、ミハイロ・ペトロビッチ監督(59)と契約解除したことを発表した。

 練習前に監督から退任を告げられた浦和の選手は、一様にショックを隠せない様子だった。サンフレッチェ広島時代からの“まな弟子”の槙野は「監督と選手という関係を超えた関係で、人一倍思い入れは強い。責任は選手にあると思うし、納得はしていない」と涙ぐみながら話した。

 後任の堀監督は下位に低迷していた2011年にもシーズン途中から指揮し、J1残留を果たした。当時を知る平川は「降格の危機の時から、いい時期も苦しい時期も一緒に戦った仲間。堀さんに任せっきりにせず、協力しながら乗り越えないといけない」と話した。