神戸が16日、ネルシーニョ監督(67)を解任したことを発表した。この日、クラブから選手に伝えられた。後任はクラブOBの吉田孝行ヘッドコーチ(40)が務め、次戦の20日ホーム横浜戦から代行として暫定的に指揮を執る。

 神戸は今季初優勝を目指して、年俸6億円(金額は推定)の元ドイツ代表FWポドルスキら大型補強を行ったが、前節の東京戦で今季3度目の3連敗。現在11位と低迷しており、再び順位浮上を目指しての決断となった。

 ネルシーニョ監督はクラブを通して「残念ながら目指していた目標を達成することはできませんでしたが、チームとしてフットボールのタイトルを獲得するための大きな成長を私は見ることができました。しかしプロとして責任に応えられなかったことに大きな責任を感じています。同時にプロとしてたくさんの経験を積み、人として強くなることができました」とコメントした。