川崎Fと浦和が今日23日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の4強進出をかけ激突する。川崎Fのホームで行われる準々決勝第1戦に向け、浦和FW李忠成(31)はカウンターで先手を取ると宣戦布告。川崎FのMF中村憲剛(36)は、相手の挑発をさらりとかわし、普段の攻撃スタイルでクラブの新しい歴史に挑むと誓った。

 MF中村は、浦和FW李の発言にも「そういう駆け引きの仕方もあるのか…」と余裕を見せた。「今のうちが引くことは考えられない」と攻撃姿勢を示し「カウンターも気を付けないといけないけど、ボールを握って点を取ることが第1目標」と掲げた。自身5度目のACLでクラブ初の4強進出に向けて「明日を勝つことしか考えてない。その延長線上にベスト4がある」