横浜F・マリノスは23日、横浜市内で練習を行った。アウェーで0-0で引き分けた20日のヴィッセル神戸戦後、2日間のオフを挟んで行われた練習は、30度を超える暑さの中、最後は紅白戦形式のメニューなど、たっぷり約1時間30分行われた。

 この日、オーストラリア代表として、W杯アジア最終予選の日本戦(31日)、タイ戦(9月5日)のメンバー23人に選出された、DFミロシュ・デゲネク(23)は、主力組のセンターバックを務めた。普段はコンビを組むDF中沢佑二(39)が、珍しく発熱による体調不良のため練習を休んだが、現在、リーグ戦4戦連続無失点と好調な守備陣を象徴するように、軽快な動きを披露した。練習後は、代表入りについて「うれしいし、誇りに思う。ケーヒル選手のようなベテランから、私のような若手までバランスの良い構成。主将のジェディナクはコンディションの関係で外れたが、他にも良い選手はたくさんいる。23人全員がエースといえるチーム」と話した。

 また、エリク・モンバエルツ監督は、中沢について「体調を崩したとは聞いている。ただ、彼のことだから大丈夫でしょう。明日(24日)の練習には元気に参加すると思う」と、フィールド選手としてはJ1最長となる連続試合フル出場を続ける鉄人への厚い信頼を口にしていた。